講師: 岡本存喜氏
日時:2018年2月17日 14時~17時
場所:大阪産業創造館

講師の岡本存喜氏
講師の岡本存喜氏

<岡本さんよりメッセージ>

ISOマネジメントシステムは、1987年にISO9001(品質マネジメントシステム)の初版が発行されて以来、30年以上が経過しましたが現在もその制度は存続しています。私は2000年に審査会社に転職しましたが、これだけ長期に渡りこの制度が広く普及し続いているとは思いもよりませんでした。一方で時代とともに変遷してきたこの制度にも限界を感じております。

ISOマネジメントシステム規格による認証は多様化し、多様化した規格をまとめあげるための共通基盤が導入されました。共通基盤では、リスクに基づくアプローチや事業活動との一体化による認証の信頼性向上などが言われていますが、中小企業などでは規格が難しくなったとよく言われるようになりました。

このような規格の変遷と今後の展望について、皆様に問題提起し一緒に今後の展開を考えて頂く場になれば幸いです。
1.    ISOマネジメントシステムと審査機関の歴史
2.    マネジメントシステムとは何か
3.    規格改訂や時代とともに変化してきたマネジメントシステム
4.    マネジメントシステム認証の現状
5.    今後の展望と課題