講師:田中宏高氏
日時:2024年1月14日(日) 14時~17時
場所:大阪産業創造館6Fの会議室D/オンライン参加も可能 詳しくは会員メーリングリストを参照ください。
<田中さんより、以下のメッセージをいただいています>
隣国と政治的に良好な関係を継続することは世界の歴史上極めて困難なことです。
隣国であるがために領土の問題や権力争いなど関係を悪くするトラブルが
必ず発生してしまいます。
ただ、ビジネスの面では隣国の企業と良好な関係を築くことは可能なことです。
その点で、現在の世界第二位の国と、その前の世界第二位の国が隣国である日本と
中国は、とても恵まれています。
文化風習も近く、コミュニケーションも取りやすく、人や物が行き交うため、
ビジネスやプライベートでは良好な関係を築きやすいです。
しかし、米中貿易摩擦からコロナ禍を経て、日中両国は
それぞれ厳しい状況に立たされています。
日本はバブル崩壊後の「失われた30年」に今なお苦しんでいます。
中国は異常な高度成長による「不健全な30年」の歪が出始めています。
その両国の関係をさらに悪化させているのが「間違えた情報」だと私は感じています。
コロナ禍を経て、世界は大きく変わろうとしています。
時代の変わり目にチャンスあり!
日中関係を中心に周辺地域も含めた新時代のグローバル戦略などについて
議論できればと存じます。
よろしくお願いいたします。
【プロフィール】
大学卒業後、アパレル商社に勤務。
退職後の2004年、江蘇省のローカルの貿易会社からの依頼で縫製工場の立上げと
内部運営管理体制の構築に従事。
その後、上海のローカル百貨店に転職し、新店開業や内部運営管理体制の構築に従事。
退職後、現地で起業し、日本企業の中国事業に対する支援を、製造、販売、さらには
IT導入など多角的に行う。
コロナ禍で日中間の往来ができなくなり、日本に拠点を移し、
新しいビジネスモデルを模索中。