講師:工藤匠一郎氏(デジタルヒーロー合同会社代表)
日時:2023年6月18日(日) 14時~17時
場所:大阪産業創造館6Fの会議室D/オンライン参加も可能 詳しくは会員メーリングリストを参照ください。
<工藤さんより、以下のメッセージをいただいています>
現代はたくさんの便利なアプリやサービスが存在します。
無料の範囲内でアプリを自作できたり、複数のアプリを連携させることも容易に
なってきました。うまく使いこなせば、システム会社を介さなくても自作の環境で業務を格段に効率化させることも可能です。その際、プログラミングも必要ありません。
今回は、弊社での複数の業態(福祉、営業、レンタカー、ラーメン屋など)におけるデジタル化取り組み事例を題材に、その裏側で走る無料ツールのご紹介と実際の編集画面などを共有しながら、業務効率化に関してさまざまに議論できればと
思っております。
また、無料のツールにはもちろん様々な制約があるため、理想的で自由なデジタル化は実現できません。なんでもアプリにするわけではなく、要件定義の段階で業務自体をシンプル化したり、デジタル化の要件自体のハードルを下げるなどの取り組みをし、「運用ファースト」を心がける必要があります。「100点ではなく60点でも、ないよりはあった方がいい。」小規模事業者のデジタル化はそういった観点で運用する必要もあるかと思われます。
こういった、デジタル化自体をまずスモールで成功させていくような支援スタイルについても議論できればと存じます。
ご紹介ツール:
・Spread Sheet
・App Sheet
・Looker Studio
・Notion
・ChatGPT
【プロフィール】
堺市を中心に中小企業のデジタル化支援事業を展開する
デジタルヒーロー合同会社代表 工藤匠一郎
大学院で培った表計算システムスキルを武器に、2つのベンチャー企業にて従事。
データを活用したマネジメントや、20以上のプロジェクトを同時に回していたことで、友人経営者から効率化の支援を求められ起業。
20以上の支援実績があるが、基本的にGoogleなどの無料や安価なツール活用のみでリアルタイム経営までを支援している。
京都の商工会議所にて行われたオープンデータの利活用セミナーでは、無料ツールでオープンデータを活用したマーケティングリサーチ術を実演した。